フィルタオプション

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基本的な使い方

フィルタオプションでは,ワークシート内に記述されている

を明示的に指定することにより抽出を行います.

抽出条件の記述では,複雑な条件を記述することができます.

抽出条件の記述

抽出条件をリストの上に記述します.

抽出条件の記述とリストと間には1行以上の空白行を入れておきます.

抽出記述の場所を用意しましょう. とりあえずリストの上部に5行挿入します.

1行から5行までをドラッグして,1行から5行までを選択します.

basic-cond-01

メニューバーの「挿入→行」を選択します.

basic-cond-02

5行挿入されました.

basic-cond-03

挿入された場所に抽出条件を記述します. まず,支店が福岡の抽出をしましょう.

以下のように抽出条件を記述します. 1行目にフィールド名を2行目に抽出条件を書きます.

basic-cond-04

これで,抽出の準備が整いました. 次に,フィルタオプションの設定方法を説明します.

フィルタオプションの設定

フィルタオプションでは,抽出条件と対象リストを指定して抽出を実行します.

まず,フィルタオプションのウィンドウを出しましょう.

メニューバーの「データ→フィルタ→フィルタオプションの設定」 を選択します.

basic-setting-01

対象リストが自動的に判別されて, フィルタオプション設定のウィンドウが表示されます.

basic-setting-02

抽出条件を指定します.

検索条件範囲の右の絵(以下の赤い丸のところ)をクリックします.

basic-setting-03

ウィンドウが以下のようになります.

basic-setting-04

この状態で抽出条件をドラッグして選択します.

basic-setting-05

フィルタオプションの設定では, 上で選択された場所が指定されています.

basic-setting-06

検索条件範囲の右の絵(以下の赤い丸のところ)をクリックします.

basic-setting-07

検索条件範囲が設定されています.

basic-setting-08

「OK」をクリックすると,抽出結果が表示されます.

basic-setting-09

フィルタオプションの設定を解除するには, メニューバーの「データ→フィルタ→すべて表示」を選択します.

basic-setting-10

フィルタオプションでは,いろいろな複雑な抽出の指定ができます. 以下に代表的な例を示します.


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抽出条件

フィルタオプションでは, 複数の「AND条件」と複数の「OR条件」, また「AND条件」と「OR条件」の組合せを指定することができます.

AND条件

同じ行に指定した条件はAND条件になります.

例えば,福岡支店で金額が100,000円以上のデータを抽出するには, 以下のように記述します.

condition-01

OR条件

別の行に指定した条件はOR条件になります.

例えば,福岡支店と大阪支店のデータを抽出するには, 以下のように記述します.

condition-02

AND条件とOR条件の組合せ

AND条件とOR条件を組み合わせることにより, さまざまなデータを抽出することができます.

例えば,福岡支店で金額が50,000円以上のデータと, 大阪支店で金額が100,000円以上のデータを抽出するには, 以下のように記述します.

condition-03

もう少し複雑な例を示します.

condition-04
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演習

サンプル のデータを利用して以下のデータ抽出を行いなさい.

  1. 分類が備品のデータ
  2. 分類が備品のデータと支店が東京のデータ
  3. 金額が50,000円以上のデータ
  4. 金額が50,000円以上,かつ100000円以下のデータ
  5. 金額が50,000円以上,かつ100000円以下のデータと, 備品で100000円以上のデータ

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