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: HTML の基本

HTML

HTML (Hyper Text Markup Language) は WWW(World Wide Web) サーバに 搭載する情報を記述するための言語である. HTML を使うことにより非常に簡単な文法で多彩な表現が可能である. 当初,HTML はテキストによるハイパーリンクのみであったが, イリノイ大学 (University of Illinois at Urbana-Champaign) にある NCSA (The National Center for Supercomputing Applications) が開発した WWW ブラウザ Mosaic1 により, テキスト,サウンド,グラフィックスなどの情報を統一的に扱うことが可能になった. このようにマルチメディアを HTML で簡易に扱えるようになったことから, WWW を中心としたインターネット利用者は急増した.

HTML の文法は SGML (Standard Generalized Markup Language) のサブセット であり,リソースへのリンク情報と文書そのものの表示を行う機能をもっている. HTML は 1991 年,CERN の Tim Berners-Lee(WWWの開発者) により最初のドラ フトが示された.その後,数々の機能拡張を経て,1996 年,W3C (World Wide Web Consorcium) によって HTML 3.2 が勧告案が出された.その後 HTML 4.1 が提 案されている2. 現在主流の WWW ブラウザ (Netscape, Internet Explorer など) は HTML 3.2 に基づいたものが多いが, 各ブラウザ独自の機能拡張を盛り込んだものも多く,使うブラウザによっ てレイアウトが一致しないこともある.

近年は,より紙に近い表現力を目指すだけではなく,動きのある表現 3を取り込むための拡張がなされている.





Yasushi KODAMA 平成12年6月4日