if 文

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プログラミングについて

繰り返しや分岐を表現する文を制御文(control statement) といいます。さらに、プログラミングに必要な命令文は、大きく分けて、逐次(sequence)、分岐(branch)、繰り返し(iteration)の3つの構造の組み合わせによって記述できることが知られています。これらの要素をうまく使ってプログラムを書くことを構造化プログラミング(structured programming) といいます。

流れ図で書くと以下のようになります。


分岐

分岐には、以下の2種類があります。

goto 文は、ラベルで指定した場所に「無条件に飛ぶ」文です。return 文は、関数定義のところで詳しく説明します。if文は、「真」か、「偽」といった条件で分岐する場所が異なります。switch 文は、さらに、複雑な文を簡単に記述できるようにした文です。


if 文

if 文は、最も基本的な分岐文です。

if( 式 ) 文1 else2

のように書きます。式には、0(偽)または、0以外(真)を返す式を書きます。C 言語の真理値は、

でした。


その他の if 文

さらに、else 文は省略することができます。

if( 式 ) 文

さらに、複文を書くことができます。

if( 式 ) { 文1 , 文2, 文3 } else { 文4, 文5, 文6 }

三項演算子

if 文に相当する演算子があります。以下の3項演算子です。

1 ?2 :3

式1 が条件を示し、真の場合、式2、偽の場合、式3 となります。


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