最初に,フロッピーディスクを扱うためには, フォーマット(format) をする必要がある.フォーマットとは,「初期化」とも訳すが,「区画化」 の方が適切であろう. フロッピーディスクは,購入時には,ビデオテープなどと同様の磁性体が 表面に塗ってあるだけなので,情報をそれに書き込む前に,同心円の 何十かの輪のような区画をつける必要がある.それがフォーマットである.
なお,フォーマットをすると,「区画化」を行うのでフロッピーディスクに 保存されている情報はすべて,消去されてしまうので注意しよう.
最近の Windows では,両面(2 heads),80 トラック(80 tracks),18 セクタ (18 sectors) が主流である.では,実際のフロッピーディスクをフォーマットしよう.フロッピディスクを ドライブにセットし,特権ユーザ(root) になる必要がある.
この処理により, (低レベル)フォーマット が終了する. 次に,管理情報をフロッピーディスクに書き込む, (高レベル)フォーマット が必要である. このためには mformat コマンドを使う.また,両面,80 トラック,18 セクタ という情報も指定する必要がある. なお, mformat コマンドなど m のついたコマンドは,Mtools の コマンドなので,フロッピードライブは a: のように, a, b, c のように認識する 2
高レベルフォーマットが終了したら, mdir コマンドを使って, フロッピーディスクの状態を調べてみよう.
なお,この mformat コマンド例では,フロッピディスクのラベルを 指定していないが, -l によりラベル名を指定することもできる. さらに, mlabel コマンドによりラベルをつけることができる.
フォーマット処理は,Windows などでするものと同じなので,そちらの オペレーティングシステムの機能を用いて実行してもよい.