これまでのフレームでは、ボタンオブジェクトをクリックしても何も処理されなかった。これは、イベントの設定となるメソッドの記述がされていなかったためである。

イベントを記述するためには、ボタンオブジェクトの上でダブルクリックを行えばよい。
すると、対応するソースコード(プログラム)のメソッドの記述に自動的に切り替わる。それが、Button1_actionPaformed(ActionEvent e) であることがわかる。

ここで、以下のように記述しよう。

これは、jButton1 のイベントに対して、メソッド jButton1_actionPerformed というメソッドが実行されるために、その処理として、jTextField1 の text (属性)を"法政大学"に変更することを意味している。
早速、実行してみよう。実行から「プロジェクトの実行」を選択すればよい。

そして、ボタン「大学」をクリックするとテキストフィールド(TextField)に「法政大学」と表示されることがわかる。

ここで、うまく実行できなかった場合は、メソッドに記述したプログラムに誤りがある場合である。次の節で、その誤りの修正について説明しよう。