と思った人も多いだろう。「回転体」が回転してないじゃ ないかと...では、つぎに回転体を回転してみよう。 このプログラムは,Sample1.java を参考に簡単に変更することができる.
いかがでしょう.また,データを少し変えてみよう.
さらに,ダブルバッファリングという機能を使うと,すこし,回転体が スムーズに回転する。
つぎに透視変換を考えよう。平行変換では図形の歪みがなく, 平行な光を当ててみえる図形を表現したが,透視変換では,いわゆる「遠近感」 をつけることである.
x-y 平面に図形を投影するとき,z 軸上で,z 座標が -Z の位置から図形 をみることを考える.そのとき,上のように,実際の図形の点 (x4+xx,y4+yy,z4+zz) を その比により変換することにより, Z/(Z+z4+zz)(x4+xx) が,x-y 平面上の座標となる.
ここでわかるように,透視変換をすると,図形が少し歪になる. 視点 (-Z) を調節することにより解決することが可能であるが, コンピュータグラフィックスでは,透視変換を使わなくても(「遠近感」を それほどつける必要がないので) よい場合が多い.そのため, 通常は,全体を拡大,縮小するだけでよい.